特集 検体検査のポイントとピットフォール 診察室にこの1冊
A.スクリーニングに用いる検査
13.クレアチンキナーゼ(CK),CKアイソザイム,アルドラーゼ[生化学的検査]
古川 泰司
1
1帝京大学医学部臨床検査医学
pp.61-64
発行日 2025年3月24日
Published Date 2025/3/24
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000001220
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Summary
1.クレアチンキナーゼ(CK)は筋肉組織障害のマーカーとして広く用いられている.
2.CKは二量体(サブユニット2つ)であり,サブユニットの組織分布が異なる.
3.M型(筋型)とB型(脳型)のサブユニットからなるCK-MBは急性心筋梗塞の診断に用いられてきたが,最近はより特異度の高い心筋トロポニンの使用が推奨されている.

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