特集 甲状腺疾患アップデート:明日から役立つ最新知見
検査の進歩
甲状腺機能検査に乖離を認めた場合
西原 永潤
1
1隈病院内科
キーワード:
高感度免疫測定法
,
非特異反応
,
干渉物質
,
ビオチン
,
マクロTSH
Keyword:
高感度免疫測定法
,
非特異反応
,
干渉物質
,
ビオチン
,
マクロTSH
pp.595-599
発行日 2023年5月1日
Published Date 2023/5/1
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000000250
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Headline
1 甲状腺機能検査に用いられている高感度免疫測定法は,干渉物質による非特異反応を受けやすい検査方法であることを認識する.
2 前回検査結果との大幅な乖離,他の臨床所見との矛盾,患者の自覚症状などが非特異反応をみつけるきっかけになる.
3 測定間隔を空けた複数回の測定,試薬キットの特性把握と変更,さらに一連の非特異反応検証作業を行う.
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