特集 虚血性心疾患：日常診療から専門医による治療まで
虚血性心疾患の疫学，病態，検査
冠動脈病変の画像診断：冠動脈造影・血管内超音波
小倉 邦弘
1
,
新家 俊郎
1
1昭和大学医学部内科学講座循環器内科学部門
キーワード：
冠動脈造影
,
冠血流予備量比（FFR）
,
血管内超音波（IVUS）
,
光干渉断層法（OCT）
Keyword:
冠動脈造影
,
冠血流予備量比（FFR）
,
血管内超音波（IVUS）
,
光干渉断層法（OCT）
pp.473-477
発行日 2023年4月1日
Published Date 2023/4/1
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000000220
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Headline
1 冠動脈造影は狭窄度の正確な評価が可能な検査であり，冠動脈全体の病変進行を示す客観的な指標としてSYNTAXスコアがある．
2 解剖学的狭窄度と機能的狭窄度は必ずしも一致せず，特に中等度狭窄病変ではFFRなどの生理学的虚血評価が必要である．
3 血管内イメージングでは病変の形態のみならず病態を推測することが可能であり，治療戦略の検討において有用である．
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