特集 ポストコロナ時代の感染症診療
第III章 特殊な状況下での感染症
2 小児の感染症診療の注意点
井上 健斗
1
,
金兼 弘和
1
1東京医科歯科大学小児科
pp.251-255
発行日 2023年3月23日
Published Date 2023/3/23
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000000168
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Summary
1.最も重要な患者背景は年齢であり,予防接種歴とシックコンタクトの聴取が重要である.
2.小児外来診療における感染症の多くは自然軽快するウイルス感染症である.
3.抗菌薬の適正使用が重要である.
4.3か月未満や重篤感のある児は,小児科専門医への紹介を考慮する.
5.新型コロナウイルス流行に伴う疫学の変化に注意が必要である.
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