特集 ポストコロナ時代の感染症診療
第II章 感染症診療各論
[11]性行為関連感染症
4 性器クラミジア感染症
野口 靖之
1
,
嶋津 光真
2
1愛知医科大学周産期母子医療センター
2総合大雄会病院産科・婦人科
pp.236-239
発行日 2023年3月23日
Published Date 2023/3/23
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000000164
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Summary
1.クラミジア子宮頸管炎,尿道炎は,自覚症状が乏しく無症候感染者が存在する.
2.卵管妊娠や卵管性不妊の原因になる.
3.妊婦クラミジア子宮頸管炎は,産道感染により新生児結膜炎や肺炎を引き起こす.
4.臨床的に問題となる薬剤耐性菌は存在せず,適切な抗菌療法により治癒する.
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