合併増大号 今月の臨床 産婦人科感染症の診断・管理─その秘訣とピットフォール
性感染症
性器クラミジアの基礎と臨床
野口 靖之
1
1愛知医科大学産科・婦人科
pp.6-11
発行日 2018年1月10日
Published Date 2018/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209223
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●性交経験のある女性が,下腹部痛,帯下異常,右上腹部痛のいずれかを訴えた場合は,性器クラミジア感染症を疑う.
●性器クラミジアを疑う症例では,核酸増幅検査によりクラミジアと淋菌の同時検査を行う.
●急性腹症の鑑別においてFitz-Hugh-Curtis症候群が疑われる場合は,動脈優位相の撮影を指示する.
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