特集 移行期医療を考える~重症心身障害児を例に,つながる医療を目指して~
8 成人移行を見据えた整形外科の役割~重症心身障害児への側弯症のフォローや適切な介入を中心に~
野原 亜也斗
1,2
1JCHO東京新宿メディカルセンター脊椎脊髄外科/側弯センター
2のはら整形外科 脊椎クリニック
pp.289-292
発行日 2026年4月1日
Published Date 2026/4/1
DOI https://doi.org/10.34433/ch.0000001202
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重症心身障害児では,成長とともに側弯が進行し,成人期には呼吸障害や姿勢保持困難など多様な問題が生じます。SMIDにおける側弯症の管理は,単なる整形外科的治療ではなく,生涯にわたる全身管理の一部として捉えることが大切です。小児期から成人期へ切れ目のない支援体制を整えることこそが,整形外科医に求められる最も重要な役割です。今後は,医療・福祉・教育・地域が連携し,成人移行期を見据えた包括的な支援モデルの構築が求められています。

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