特集 明日の診療に役立つ 消化器内視鏡これ1冊
上部消化管 咽喉頭・食道 Barrett食道・食道表在腺癌の診断と治療
郷田 憲一
1
,
富永 圭一
,
入澤 篤志
1獨協医科大学 内科学(消化器)講座
キーワード:
Barrett食道
,
画像強調
,
腫瘍侵入性
,
食道鏡法
,
食道腫瘍
,
術前評価
,
腺癌
,
アルゴリズム
,
内視鏡的粘膜下層剥離術
,
狭帯域光観察
Keyword:
Barrett Esophagus
,
Endoscopic Mucosal Resection
,
Esophagoscopy
,
Image Enhancement
,
Algorithms
,
Adenocarcinoma
,
Esophageal Neoplasms
,
Neoplasm Invasiveness
,
Narrow Band Imaging
pp.99-103
発行日 2022年3月25日
Published Date 2022/3/25
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2022140971
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1.Barrett食道の定義において、欧米とわが国では食道・胃接合部(EGJ)の診断基準が異なる。2.Barrett食道の内視鏡的診断の表記は、プラハ分類によって国際的に規定されている。3.通常内視鏡では、表在腺癌3徴・早期癌4徴に留意した観察をする。4.画像強調併用拡大内視鏡は、内視鏡的切除前の範囲診断、内視鏡的切除後のサーベイランスで推奨されている。5.内視鏡的切除は内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)が推奨されており、粘膜固有層(LPM)までが絶対的治療適応である。
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