特集 明日の診療に役立つ 消化器内視鏡これ1冊
感染対策と機器の洗浄
松田 浩二
1
,
橋本 祐介
,
山下 麻梨絵
1国立病院機構静岡医療センター 消化器内科
キーワード:
機器の汚染
,
院内感染
,
滅菌
,
消毒
,
消化器系内視鏡法
,
感染予防管理
,
リスク評価
,
疾病の流行
,
個人用保護具
,
機器の洗浄
,
COVID-19
Keyword:
Personal Protective Equipment
,
Disinfection
,
Cross Infection
,
Risk Assessment
,
Infection Control
,
Endoscopy, Digestive System
,
Equipment Contamination
,
COVID-19
,
Sterilization
,
Epidemics
pp.8-12
発行日 2022年3月25日
Published Date 2022/3/25
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2022140956
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1.内視鏡関連の洗浄・消毒の分類には1968年に発表されたSpauldingの分類が現在でも用いられている。2.内視鏡診療由来の感染は1976年頃より報告されたため、現在では、ガイドラインに基づいた厳格な運用が推奨されている。3.適切に内視鏡機器の洗浄・消毒を行えば、内視鏡に関連した感染はほぼ防ぐことができる。4.新型コロナウイルス感染症対策としては、ローリスク症例とハイリスク症例に判別し、各々に対して適切な個人用防護具(PPE)を装着し、適切に対応することが重要である。
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