特集 膵疾患の診断・治療の進歩
膵疾患の検査 超音波による膵疾患の診断
田中 幸子
1
,
福田 順子
1大阪がん循環器病予防センター
キーワード:
病的拡張症
,
姿勢
,
腫瘍侵入性
,
超音波診断
,
膵炎
,
膵臓疾患
,
膵臓腫瘍
,
膵嚢胞
,
神経内分泌腫瘍
,
超音波内視鏡検査
,
膵管癌
,
膵炎-慢性
,
腫瘍の早期診断
,
粘液性嚢胞腫瘍
,
膵炎-自己免疫性
Keyword:
Endosonography
,
Ultrasonography
,
Carcinoma, Pancreatic Ductal
,
Neuroendocrine Tumors
,
Autoimmune Pancreatitis
,
Pancreatitis
,
Posture
,
Pancreatic Cyst
,
Pancreatic Diseases
,
Pancreatic Neoplasms
,
Dilatation, Pathologic
,
Neoplasm Invasiveness
,
Pancreatitis, Chronic
,
Early Detection of Cancer
pp.989-994
発行日 2020年8月1日
Published Date 2020/8/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2020360712
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
<Headline>1 スクリーニング超音波検査において、体位変換を活用し、膵頭下部や尾部も十分に観察することを標準走査とすることが望まれる。2 小膵癌は小さな低エコー腫瘤像として描出される。造影CT検査で描出されない場合にもEUSによる精査ないしは超音波検査での厳重経過観察が必要である。3 主膵管拡張・膵嚢胞は膵癌の間接所見であると同時に高危険群のサインである。
Copyright© 2020 SHINDAN TO CHIRYO SHA,Inc. all rights reserved.