特集 膵疾患の診断・治療の進歩
膵疾患の検査 CT、MRI
戸島 史仁
1
,
香田 渉
1金沢大学 大学院医薬保健学総合研究科放射線科学
キーワード:
画像強調
,
コンピュータ画像処理
,
MRI
,
膵臓腫瘍
,
放射線防護
,
門脈
,
ヨウ素化合物
,
膵管癌
,
Gadoxetic Acid
,
磁気共鳴胆道膵管造影
,
スピンエコー法
,
拡散MRI
,
腎性全身性線維症
,
縦緩和時間
,
腹部CT
,
横緩和時間
Keyword:
Image Processing, Computer-Assisted
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Iodine Compounds
,
Image Enhancement
,
Radiation Protection
,
Carcinoma, Pancreatic Ductal
,
Pancreatic Neoplasms
,
Portal Vein
,
Nephrogenic Fibrosing Dermopathy
,
Cholangiopancreatography, Magnetic Resonance
,
Diffusion Magnetic Resonance Imaging
,
Gadolinium Ethoxybenzyl DTPA
pp.995-1004
発行日 2020年8月1日
Published Date 2020/8/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2020360713
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
<Headline>1 造影CTは膵疾患におけるゴールドスタンダードな検査であるが、空間分解能あるいはコントラスト能が低いCT画像では、病変の描出不良が懸念されるため、ガイドラインに準じながら高画質な画像を撮像する必要がある。2 高画質なCT画像を担保したうえで、被曝量の低減や造影剤の減量にも努める必要がある。3 MRIはCTと比較して、一般的に空間分解能は低いものの、コントラスト能は高いため、超音波やCT検査で検出できなかった新たな情報を得られる可能性がある。
Copyright© 2020 SHINDAN TO CHIRYO SHA,Inc. all rights reserved.