特集 コモンディジーズとしての骨粗鬆症診療
骨粗鬆症の新たな知見と生活指導 骨粗鬆症に対する運動療法
石橋 英明
1
1伊奈病院 整形外科
キーワード:
運動療法
,
骨粗鬆症
,
骨密度
,
事故防止
,
転倒・転落
,
ロコモティブシンドローム
Keyword:
Bone Density
,
Accident Prevention
,
Accidental Falls
,
Osteoporosis
,
Exercise Therapy
pp.1175-1180
発行日 2020年9月1日
Published Date 2020/9/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2020380031
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<Headline>1 骨粗鬆症の運動療法の目的は、骨強度の維持・改善と転倒リスクの低減による骨折予防である。2 骨強度の維持・改善のための運動は、ジャンプなどの衝撃運動とレジスタンストレーニングなどを含む多因子の運動がよいとされ、痛みや転倒に気をつけながら行う。3 転倒予防の運動療法には、バランス運動とレジスタンストレーニングを含む多因子の運動がよいとされ、片脚起立運動やスクワットを含むロコモーショントレーニングはよい例である。
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