特集 血液・腫瘍疾患、急ぐべきときは「今」-oncologic emergencyを知ろう
血液・腫瘍疾患治療中の症状とその対応 感染症
松井 俊大
1
1国立成育医療研究センター 小児がんセンター
キーワード:
胸部X線診断
,
抗細菌剤
,
予後
,
細菌培養
,
好中球減少症-発熱性
,
血液培養
,
小児癌
Keyword:
Anti-Bacterial Agents
,
Blood Culture
,
Prognosis
,
Radiography, Thoracic
,
Febrile Neutropenia
pp.833-838
発行日 2022年7月1日
Published Date 2022/7/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2022248121
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▼小児の発熱性好中球減少症においては、感染源が特定されないことが多い。▼好中球減少中の小児がん患者は、「発熱」がなくても重症感染症を呈していることもある。▼発熱性好中球減少症と診断した場合は、速やかに診察、血液培養の採取などを行い、60分以内に抗緑膿菌作用のある抗菌薬の投与を開始する。
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