特集 学童期の神経疾患のファーストタッチから専門診療へ
主要疾患に対する専門診療 一般小児科医が知っておきたいこと 先天異常
和田 敬仁
1
1京都大学 大学院医学研究科医療倫理学・遺伝医療学分野
キーワード:
脆弱X症候群
,
Klinefelter症候群
,
ras遺伝子
,
遺伝相談
,
先天奇形
,
結節性硬化症
,
変異
,
神経線維腫症1型
,
MAP Kinases
,
遺伝学的検査
,
22q11欠失症候群
Keyword:
Tuberous Sclerosis
,
Klinefelter Syndrome
,
Neurofibromatosis 1
,
Congenital Abnormalities
,
Genetic Counseling
,
Genetic Testing
,
Fragile X Syndrome
,
Mutation
,
Genes, ras
,
22q11 Deletion Syndrome
,
Mitogen-Activated Protein Kinases
pp.59-63
発行日 2021年1月1日
Published Date 2021/1/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2021085351
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●知的障害、あるいは発達障害障害「+アルファの所見]を見逃さない。●「先天異常症候群」に対する確定診断は、健康管理に必須であり、遺伝学的検査を適切に進め、複数の臨床科と連携をとる必要がある。●遺伝性疾患を鑑別にあげた段階で、遺伝子医療部門との連携が必要である。●遺伝性疾患の診断は、家族へも影響を与える可能性があることを考慮する。●成人医療への移行をスムーズに進めるため、患者や家族の疾患の理解を支援する。
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