特集 医療安全とともに学ぶ「小児の鎮静」
鎮静と医療安全 麻酔科医から見た「MRI検査時の鎮静に関する共同提言」
大嶽 浩司
1
1昭和大学 医学部麻酔科学教室
キーワード:
医師の役割
,
医療過誤
,
MRI
,
生体機能モニタリング
,
無呼吸
,
医療事故防止
,
カプノグラフィー
,
診療ガイドライン
,
精神鎮静法
,
早期診断
,
麻酔科医
Keyword:
Apnea
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Malpractice
,
Monitoring, Physiologic
,
Anesthesiologists
,
Capnography
,
Practice Guidelines as Topic
,
Physician's Role
,
Early Diagnosis
pp.1701-1706
発行日 2020年12月1日
Published Date 2020/12/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2021054038
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●「MRI検査時の鎮静に関する共同提言」には、麻酔科医の安全管理の思想が組み込まれた。●経口摂取制限とカプノメーターの装着が麻酔科医の観点での鎮静の安全管理に大きく寄与する。●共同提言起草の背景として、社会の医療に対する安全要求の高まりと、システムアプローチによる医療安全の管理体制構築があげられる。●共同提言の目的は、まず子どもを守るために、次に現場の医療者を守るために、さらに病院に安全な医療体制を構築してもらうためである。
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