特集 医療安全とともに学ぶ「小児の鎮静」
鎮静と医療安全 「MRI検査時の鎮静に関する共同提言」公表後に何が変わったか? 放射線科の立場から
相田 典子
1
1神奈川県立こども医療センター 放射線科
キーワード:
医師の役割
,
医療過誤
,
MRI
,
医療事故防止
,
小児保健医療サービス
,
精神鎮静法
,
診療報酬
,
放射線科医
Keyword:
Magnetic Resonance Imaging
,
Malpractice
,
Child Health Services
,
Radiologists
,
Physician's Role
pp.1695-1700
発行日 2020年12月1日
Published Date 2020/12/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2021054037
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●共同提言初版発表時には医師達の反応は必ずしも好意的とはいえなかったが、徐々に受け入れられた。●画像診断部門、医療安全部門とともに社会的な認知も進み、診療報酬にも反映された。●改訂版では、画像診断専門医(放射線科診断専門医)の関与がより求められている。●小児の医療被ばく低減のためにもMRIはもっと活用されるべきであり、その安全施行のために共同提言の意義は大きい。●さらなるMRIの活用のためには保険診療上の加算等をさらに求めていくべきである。
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