特集 医療安全とともに学ぶ「小児の鎮静」
鎮静の今後 患者安全のために 最高質安全責任者(CQSO)養成プロジェクトについて
長尾 能雅
1
1名古屋大学医学部附属病院 患者安全推進部
キーワード:
医療過誤
,
医学生涯教育
,
医療事故防止
,
現職教育
,
精神鎮静法
,
多機関医療協力システム
,
リスク評価
,
患者の安全
Keyword:
Inservice Training
,
Malpractice
,
Multi-Institutional Systems
,
Risk Assessment
,
Education, Medical, Continuing
,
Patient Safety
pp.1797-1801
発行日 2020年12月1日
Published Date 2020/12/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2021054054
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●「最高質安全責任者(CQSO:Chief Quality and Patient Safety Officer)養成プロジェクト」と、その前身である「ASUISHIプロジェクト」について紹介する。●CQSOでは150時間をかけ、有事・平時業務を主導できる患者安全専門医師を養成する。●インシデントレポートを機械学習の技術を用いて分析し、その集団に潜在するリスク量を数値化、比較するという取り組みに挑戦している。●ASUISHIとCQSO(現在約100名)をつなぐハブセンター事業に着手している。●確かな倫理基盤とマネジメント能力を有するエリート医師の養成は、患者安全におけるブレイクスルーとなり得る。
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