特集 神経筋疾患、新たな治療の時代へ
合併症への介入 運動障害へのアプローチ
安達 みちる
1
,
和田 太
1東京女子医科大学病院 リハビリテーション部
キーワード:
運動障害
,
車椅子
,
拘縮
,
小児の発達
,
神経筋疾患
,
装具
,
歩行
,
筋力低下
,
筋力増強訓練
Keyword:
Child Development
,
Braces
,
Wheelchairs
,
Neuromuscular Diseases
,
Movement Disorders
,
Gait
,
Contracture
,
Muscle Weakness
pp.99-105
発行日 2020年1月1日
Published Date 2020/1/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2020104631
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●小児筋疾患の運動障害の原因として筋力低下と関節拘縮があげられる。●筋力低下へのアプローチとして、運動発達、機能回復、機能維持への介入を行う。●関節拘縮へのアプローチは予防が大切であり、筋の伸張、関節モビライゼーション、関節運動、姿勢管理などを行う。●能力的問題への対応として福祉機器・用具の導入や環境整備を行う。●筋疾患の子どもたちが発達、ADL、社会参加するために、先を見据えた適切なアプローチを行うことが必要である。
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