特集 ここまで進んだ産婦人科関連の予防医学
女性医学 閉経期ホルモン療法による心血管疾患予防
寺内 公一
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1東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科茨城県地域産科婦人科学講座
キーワード:
エストロゲン代償療法
,
一次予防
,
心臓血管疾患
,
臨床試験
,
時間因子
,
女性の健康
,
閉経後
,
二次予防
Keyword:
Clinical Trials as Topic
,
Cardiovascular Diseases
,
Estrogen Replacement Therapy
,
Women's Health
,
Primary Prevention
,
Postmenopause
,
Time Factors
,
Secondary Prevention
pp.829-834
発行日 2022年8月1日
Published Date 2022/8/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2022250756
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更年期症状を緩和する治療法として開始された閉経期ホルモン療法(MHT)は、冠動脈疾患(CHD)をはじめとする多様な加齢性疾患を予防するためにあらゆる年代の女性にとって利用可能だと単純に信じられた時代を経て、「症状緩和のために正しい時期に開始すれば、余得としてCHD等のリスクをも下げることができる」と軌道修正されて現在に至っている。
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