特集 やせ・肥満と女性のヘルスケア
やせ・肥満の基礎 やせ・肥満の病態生理
福原 淳範
1
1大阪大学 大学院医学系研究科肥満脂肪病態学寄附講座
キーワード:
脂肪組織
,
肥満
,
マクロファージ
,
やせ
,
酸化ストレス
,
Adipokines
,
病態生理
Keyword:
Obesity
,
Oxidative Stress
,
Macrophages
,
Thinness
,
Adipose Tissue
,
Adipokines
pp.467-471
発行日 2022年5月1日
Published Date 2022/5/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2022182046
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肥満病態の形成には、慢性炎症が深く関与する。肥満状態では、脂肪組織にマクロファージが浸潤し、炎症性サイトカインや活性酸素が増加する。脂肪細胞が産生するアディポネクチンは臓器保護作用を有するアディポサイトカインであり、肥満病態での血中濃度低下は肥満に関連した様々な疾患と関連する。
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