特集 こんなときどうする?他科とのコミュニケーションガイド
(第15章)放射線科・麻酔科・緩和ケア科 CVカテーテル・CVポート
菅原 俊祐
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1国立がん研究センター中央病院 放射線診断科
キーワード:
中心静脈カテーテル法
,
留置カテーテル
,
緩和ケア
,
気胸
,
出血
,
静脈炎-血栓性
,
静脈穿刺
,
インターベンショナル超音波診断
,
カテーテル感染
Keyword:
Phlebotomy
,
Catheterization, Central Venous
,
Catheters, Indwelling
,
Hemorrhage
,
Ultrasonography, Interventional
,
Pneumothorax
,
Palliative Care
,
Thrombophlebitis
,
Catheter-Related Infections
pp.480-485
発行日 2022年3月25日
Published Date 2022/3/25
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2022140501
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<産婦人科医におさえてほしいポイント>・静脈穿刺は超音波画像ガイド下に施行することで、安全性と成功率が向上する。・CVカテーテル/ポート留置時の代表的な合併症として、出血、気胸、カテーテルの誤挿入などがある。・留置後の晩期合併症として、感染(ポート感染、血流感染)、システム閉塞、血栓性静脈炎、フィブリン・シース形成、カテーテル破損などがある。・CVカテーテル/ポート使用後には、十分な量(10~20mL)の生理食塩液もしくはヘパリン加生理食塩液を用いたパルス・フラッシュとそれに続く陽圧ロックにより、閉塞リスクが低減できる。
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