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Obstetrics and Gynecology Volume 88, Issue 6 （June 2021）

産科と婦人科 88巻6号（2021年6月発行）

特集 OC･LEPガイドライン2020年度版を読み解く

投与中、何を検査すればよいか? 倉林工 ¹ , 森川香子 ¹新潟市民病院産婦人科キーワード： Estrogens , 血圧 , 血液凝固検査 , 月経過多 , 月経困難症 , Progestins , 子宮頸部腫瘍 , 性感染症 , 乳房腫瘍 , 配合製剤 , 経口避妊剤 , 病歴聴取 , 臨床検査 , 静脈血栓塞栓症 Keyword: Clinical Laboratory Techniques , Breast Neoplasms , Blood Coagulation Tests , Blood Pressure , Drug Combinations , Menorrhagia , Sexually Transmitted Diseases , Dysmenorrhea , Contraceptives, Oral , Uterine Cervical Neoplasms , Estrogens , Medical History Taking , Progestins , Venous Thromboembolism pp.733-738

発行日 2021年6月1日 Published Date 2021/6/1

DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2021218437

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文献概要
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OC･LEP投与中には、必須検査(問診、血圧測定、体重測定)と任意検査(血栓症のリスクが高い時には血液凝固系検査、乳癌検診、子宮頸部細胞診、性感染症検査、超音波検査、血算･生化学検査)が行われる。検査間隔やその内容は、個人の訴えや服用期間に応じて服用者とも相談のうえ、個別に医師が必要性を判断する。全期間を通し心血管系障害などによる症状発現に注意し、疑われる症状が認められた場合には、適切な検査･処置を施し服薬の中止を検討する。