特集 着床を考える
EMMA(子宮内マイクロバイオーム検査)/ALICE(感染性慢性子宮内膜炎検査)と着床障害
岩見 菜々子
1
,
川俣 美帆
,
神谷 博文
1神谷レディースクリニック
キーワード:
Lactobacillus
,
子宮内膜炎
,
着床
,
多施設共同研究
,
プロバイオティクス
,
ミクロフローラ
,
着床障害
Keyword:
Probiotics
,
Multicenter Studies as Topic
,
Lactobacillus
,
Embryo Implantation
,
Endometritis
,
Microbiota
pp.1269-1275
発行日 2020年11月1日
Published Date 2020/11/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2021034591
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妊娠に関しては、30~40%は胚染色体以外の因子が関連しており、その1つの因子が子宮内環境である。近年、着床不全の原因検索の検査として子宮内膜マイクロバイオーム検査(EMMA)、感染性慢性子宮内膜炎検査(ALICE)が導入された。本検査では最新の次世代シーケンシング(NGS)技術を用いて子宮内膜細菌叢を分析することで子宮内の細菌環境に関して詳細に知ることができる。この検査により、反復着床不全患者の原因検索の一助となることが期待される。
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