Special feature コロナ渦の感染経路別予防策のニューノーマル
■Attention
エアロゾル発生手技とエアロゾル対策
大下 慎一郎
1
,
志馬 伸朗
2
1広島大学大学院 医系科学研究科 救急集中治療医学 准教授
2広島大学大学院 医系科学研究科 救急集中治療医学 教授
pp.223-229
発行日 2021年7月15日
Published Date 2021/7/15
DOI https://doi.org/10.34426/ict.0000000247
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感染が成立するためには,1.感染源,2.感染経路,3.宿主免疫の3条件が必要である。つまり,感染防御では,この3条件が揃わないようにすることが重要である。感染経路は大きく分けて,①接触感染,②飛沫感染,③空気感染の3つに大別される。近年,新型コロナウイルス感染症においてクローズアップされているエアロゾル感染とは,飛沫感染と空気感染の間に位置する概念である。
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