WHO NEWS
WHO「職場のメンタルヘルス対策ガイドライン」―障害の有無にかかわらず働く人すべてのメンタルヘルス促進に向けて
聖路加国際大学WHO看護開発協力センター
pp.51-51
発行日 2023年10月20日
Published Date 2023/10/20
DOI https://doi.org/10.32181/jna.0000001127
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働く人のメンタルヘルス
世界保健機関(WHO)のWorld mental health report(2022)によれば、全世界の就労年齢にある人々の15%がなんらかの精神障害を有し1)、抑うつや不安症状がもたらす生産性の低下は、世界経済に毎年1兆ドルの損失を与えているという2)。わが国でも、労働者の約8割が仕事や職場に関する不安やストレスを抱えているとされ3)、また精神障害の労災補償の請求件数は年々増加し、2022年度は2683件に上っている4)。
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