日本看護協会 都道府県看護協会事業だより
在宅領域で働く看護職への支援
吹谷 由美子
1
1秋田県看護協会 専務理事
pp.51-51
発行日 2023年4月20日
Published Date 2023/4/20
DOI https://doi.org/10.32181/jna.0000000817
- 販売していません
- 文献概要
秋田県は、在宅領域(介護保険施設等、社会福祉施設)で働いている看護職の割合が16.6%★1で、全国9.6%★2と比べると高くなっている。在宅での看護には、生活の場でのあらゆる年代の健康管理や医療的ケアを実施できる専門知識・技術が求められる。そのため、秋田県看護協会でも必要な教育支援を提供しなければならないが、在宅領域で働く看護職員の入会率は1.7%と低く、十分なサポートができていなかった。そこで、在宅領域の看護職の資質向上を目的に、従来の事業に加え県の支援を受けて新たな事業を行った。本稿では、事業開始3年目で在宅領域の入会人数が約30人増加した当協会の事業について報告する。
© Japanese Nursing Association Publishing Company ALL right reserved.