日本看護協会
副会長活動ダイジェスト
井伊 久美子
1
,
齋藤 訓子
1
,
秋山 智弥
1
1日本看護協会 副会長
pp.22-22
発行日 2022年6月20日
Published Date 2022/6/20
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- 文献概要
組織強化について
現在の会員情報管理体制「ナースシップ」の検討を開始したのは、2012年でした。新体制構築の主旨は「可能な限り現金の扱いを減らし、手作業はできるだけシステム化する」ことでした。当時、会員数は65万人を超えており、各都道府県での手作業による名簿作成や、各施設の担当者が会費を集め何十万円もの現金を振り込みに行く等、本当に皆さま方にはご苦労いただいておりました。しかし、今後さらなる会員増を考えると、仕組みを改善すべきと考えました。特別委員会や法人会で何度も検討を重ねましたが、ことはスムーズではありませんでした。最も議論になったことは、「システム化すると会員が減る」です。そこで、会費は自動引き落とし等多様な納入方法を実施しましたが、施設ごとの取りまとめはこれまでどおり、仕組みとして維持しています。看護協会は会員個人の意思による団体ですが、施設単位でお互いに声をかけ合い、支え合うことが組織強化の礎です。
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