副会長活動ダイジェスト

日本看護学会学術集会に参加して

　3年ぶりの現地開催となった第53回日本看護学会学術集会^★1に、ごく一部ですが参加しました。領域が一元化されてから初めての参加です。全体的にゆったりとした参加しやすい構成で、同じ志、同じ関心を持つ看護職が一堂に会すという独特の空間そのものが心地よさを生み出していると感じました。私は、教育講演「看護におけるEBPM／EIPMの推進に向けて」で、看護政策推進のためのエビデンスについて共有する場を担当しました。この分野はまだまだこれからだとあらためて考えさせられ、本会としても今後の大きな課題だと思います。ところで、今年の学術集会のテーマは「変化する社会で求められる看護の役割～地域における健康・療養支援の強化～」です。交流集会やシンポジウム等のテーマは多岐にわたり、かつての看護サミットのような印象を持ちました。本会が開催する学会のあり方については、これからもよりよい方向にバージョンアップを重ねるべきと思います。