- 文献概要
訪問看護では「息が切れる」「呼吸が苦しい」と訴える利用者が少なくありません。それは、がんやCOPD・間質性肺炎、心不全などの疾患によるものだと考えられがちですが、治療の副作用やケアを受けることへの精神的ストレスなどもその要因です。また、息苦しさにより不安になったり、抑うつ状態になったりする人もいます。このため、息苦しさは全人的苦痛として捉えることが重要です。
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