特集 Q&Aで学ぶ 微生物検査の疑問
塗抹検査編 ⑧ 抗酸菌染色(Ziehl-Neelsen染色,Kinyoun法,蛍光染色)の使い分けはありますか?
伏脇 猛司
1
1大阪府結核予防会大阪複十字病院 診断検査部 臨床検査科
pp.413-417
発行日 2026年5月15日
Published Date 2026/5/15
DOI https://doi.org/10.32118/mt54050413
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『抗酸菌検査ガイド2025』では,塗抹検査の標準法として蛍光染色を推奨していますが,菌量が少ない場合や判定に迷いがある場合は,Ziehl-Neelsen染色による確認が行われます.また,培養菌の染色にはZiehl-Neelsen染色が,抗酸菌と弱抗酸性細菌の鑑別にはKinyoun変法が用いられるなどの違いがあります.本稿では抗酸菌染色に関する歴史的背景をふまえながら,これらの違いや,利点・欠点を確認します.

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