研究
各種可検物における結核菌の塗抹陽性培養陰性頻度とその螢光法とZiehl-Neelsen染色法の比較
馬場 真
1
,
鈴木 七郎
1
,
柳橋 淳三
1
,
川島 正一
1
,
楠本 三郎
1
,
森井 行雄
1
1国立療養所東京病院研究検査科
pp.245-248
発行日 1965年3月15日
Published Date 1965/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542915738
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はじめに
結核菌検査にあたり塗抹と培養を同時に施行すると塗抹陽性であっても培養が陰性に終る場合,以下塗(+)培(—)と略記する,のあることは既に知られているところ1)〜34)である。私たちの病院では従来から塗抹(螢光法)と培養を同時に実施しているので最近の成績をまとめると共にかかる場合の結核菌について螢光法とZiehl-Neelsen染色法の比較を試みたのでここに報告する。
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