基礎講座
糸球体腎炎の基礎知識―腎生検標本作製から糸球体腎炎の病理組織像のポイントまで
岡村 卓哉
1
1獨協医科大学埼玉医療センター 病理診断科
pp.180-189
発行日 2025年2月15日
Published Date 2025/2/15
DOI https://doi.org/10.32118/mt53020180
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◎腎炎は腎盂腎炎,糸球体腎炎,間質性腎炎に分かれ,さらにそれぞれ急性と慢性に分類される.
◎腎生検は光学顕微鏡検査・蛍光抗体法による免疫組織学的検査・電子顕微鏡検査の所見をあわせて診断する.
◎腎生検で良質な標本を作製するには,検体の切り分け方法から固定,染色に至るまでの工程で細心の注意が必要である.
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