Japanese
English
特集 誤嚥性肺炎とリハビリテーション
第3章 誤嚥性肺炎の治療
急性期治療─薬物療法と非薬物療法
Acute treatment – pharmacological and non-pharmacological therapy
海老原 覚
1
,
朴 依真
1
,
勝又 泰紀
1
,
呉 昕沢
1
,
兪 睿
1
,
任 雨卓
1
,
小畑 景祐
1
Satoru Ebihara
1
,
Uijin Park
1
,
Taiki Katsumata
1
,
Xinze Wu
1
,
Rui Yu
1
,
Yuzuho Ren
1
,
Keisuke Obata
1
1東北大学大学院医学系研究科臨床障害学分野
キーワード:
escalation
,
de-escalation
,
化学刺激
,
物理刺激
,
アロマセラピー
Keyword:
escalation
,
de-escalation
,
化学刺激
,
物理刺激
,
アロマセラピー
pp.697-701
発行日 2024年6月25日
Published Date 2024/6/25
DOI https://doi.org/10.32118/cr033070697
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内容のポイント Q&A
Q1 抗菌薬の使い方は?
誤嚥性肺炎の抗生剤治療は,敗血症を含めた重症かどうか,耐性菌リスクかどうかで,esclation治療,de-escalation単剤治療,de-escalation多剤併用治療という治療戦略に分かれていく.
Q2 抗菌薬以外の薬物治療は?
化学的刺激による嚥下機能促進法は抹消作用のものにせよ,中枢作用のものにせよ,上手に使えば誤嚥性肺炎急性期における薬物療法となると考える.
Q3 急性期の非薬物治療は?
嚥下機能を促進する物理刺激が急性期の非薬物治療として有用である可能性がある.現在報告されている物理刺激は,電気刺激,磁気刺激,温度刺激と鍼による刺激がある.
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