特集 キャッチアップ精巣腫瘍―今,知っておくべき進歩
〈トピックス〉
予後良好な進行性セミノーマの化学療法
河野 勤
1
1佐々木研究所附属杏雲堂病院 腫瘍内科
キーワード:
de-escalation
,
IGCCCG
,
ブレオマイシン
,
カルボプラチン
,
PET
Keyword:
de-escalation
,
IGCCCG
,
ブレオマイシン
,
カルボプラチン
,
PET
pp.488-492
発行日 2024年6月20日
Published Date 2024/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413208159
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▶ポイント
・予後良好群進行性セミノーマにおける標準的化学療法は,BEP療法3コースあるいはEP療法4コースである.
・予後良好群の予後は,IGCCCGのアップデート解析によると,5年無増悪生存割合が89%にまで改善している.
・効果を維持しながら毒性をさらに軽減する治療法(de-escalation)の研究が進行している.
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