現場で迷わない! 身体計測実践のコツ③
適切な身体計測の実践に向けて
香川 雅春
1
Masaharu Kagawa
1
1日本栄養大学 栄養科学研究所
pp.140-145
発行日 2026年8月1日
Published Date 2026/8/1
DOI https://doi.org/10.32118/cn149020140
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はじめに
皆さんは,「腹囲を測ってください」と依頼されたら,どのように測定しますか? いつ,どのように,何回,測定するでしょうか.そして測定結果をどのように解釈し,対象者に伝えますか?
本連載では,これまでに身体計測の活用方法とともに,実際の現場で起こりうる問題点について説明しました.身体計測は健康・スポーツ医科学領域を含めて幅広い学術領域と目的で活用されています.しかし,身体計測が意味のあるものとして実施されるためには,前提として「正確に測られていること」が必要です.正確に測られていなければ,対象者の現在の身体状況を把握することも,変化が起きているかの判断をすることもできません.そのため,身体計測の担当者は,計測に必要な手技を習得するとともに,計測に影響を及ぼす要因について理解する必要があります.また,身体計測から得られた値が適切に解釈されていない事例も散見されます.そこで,最終回となる今回は,身体計測を実施し,結果を適切に解釈するための注意事項と事前準備についてご説明します.

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