日本の管理栄養士・栄養士たちのグローバルチャレンジ―JICA栄養士隊員の活動を通じて⑨
ブータン王国での活動を通じて
西原 麻奈美
1
Manami Nishihara
1
1兵庫県 栄養教諭
pp.377-379
発行日 2026年3月1日
Published Date 2026/3/1
DOI https://doi.org/10.32118/cn148030377
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なぜ協力隊に応募したのか
私が協力隊に応募したきっかけは,中学生の頃の担任の先生の話でした.ODA(政府開発援助)の民間モニターとして東ティモールへ視察に行かれた先生は,「物がなく貧しい東ティモールの子どもたちの表情は,物が豊かな日本の子どもたちよりも明るく感じた.それぞれ抱える教育の問題は違うが,豊かさの中で見失ったものが日本の子どもたちにはあるのではないかと感じた」という話をされました.その話は私の中に強く残り,いつか途上国へ行き,自分の目で確かめてみたいと考えるようになりました.その後,大学生のときに東日本大震災が起こりました.岩手県のボランティアに参加した際に青年海外協力隊OGの管理栄養士の方と出会って,自分にも何かできることがあるのではないかと考えるようになり,大学卒業後3年半ほど病院で管理栄養士として勤務した後,協力隊に応募して参加することになりました(写真1).

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