連載 栄養支援に活かす! 行動医学・メンタルヘルス実践アプローチ①
行動医学を栄養支援に活かす
-病態仮説を立てる
野崎 剛弘
1
Takehiro Nozaki
1
1中村学園大学大学院 栄養科学研究科
pp.96-101
発行日 2025年7月1日
Published Date 2025/7/1
DOI https://doi.org/10.32118/cn147010096
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はじめに
現代の栄養支援においては,栄養素の知識や食事のバランスだけでなく,人々の行動や心理社会的な側面への理解が不可欠となっています.食行動は,環境要因,個人のモチベーションの度合い,感情やストレス内容,生活習慣など,多岐にわたる要因によって左右されます.行動医学とメンタルヘルスの視点を取り入れることで,より包括的で,一人ひとりの状況に合わせた栄養支援が可能となり,よりよい結果につながると考えられます.

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