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特集 持続可能な医療制度に向けて――医療経済・政策学によるアプローチ
医師の働き方が医師のパフォーマンス,患者の健康に与える影響
Impact of physician working conditions on clinical performance and patient health
加藤 弘陸
1
Hirotaka KATO
1
1横浜市立大学国際商学部
キーワード:
医師の働き方改革
,
労働時間
,
医療の質
,
患者の健康
,
医療データ
Keyword:
医師の働き方改革
,
労働時間
,
医療の質
,
患者の健康
,
医療データ
pp.470-474
発行日 2026年8月15日
Published Date 2026/8/15
DOI https://doi.org/10.32118/ayu298060470
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医師の働き方が医師のパフォーマンスにどのように影響し,さらにそれを通じて患者の健康にどのような影響を及ぼすのかを理解することは,医師の働き方が大きく変化するなか,適切な働き方の設計や支援を実施するうえで重要である.医師の働き方は,労働時間中の負担の蓄積や引き継ぎの増加,目の前の患者への集中の難しさなどさまざまな経路を通じて,患者の健康に影響を与える可能性がある.本稿では,既存のエビデンスに基づき,医師の働き方(特に長時間労働)と患者の健康が関連しうる経路を整理する.また,医師の働き方改革が日本に先行して実施されたアメリカを対象とした研究に基づき,改革と患者の健康との関連を整理する.そのうえで,医師が本来のパフォーマンスを十分に発揮し,よりよい患者アウトカムの実現につながる働き方改革の方向性について議論する.

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