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特集 高齢者診療の新常識:マルチモビディティにおけるフレイル・サルコペニア管理を考える
マルチモビディティにおけるフレイル・サルコペニア対策 ポリファーマシーのマネジメント
Frailty and sarcopenia management in patients with multimorbidity
――Management of polypharmacy
竹屋 泰
1
Yasushi TAKEYA
1
1大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻老年看護学教室
キーワード:
マルチモビディティ
,
ポリファーマシー
,
フレイル・サルコペニア
,
包括的高齢者機能評価(CGA)
,
多職種連携
Keyword:
マルチモビディティ
,
ポリファーマシー
,
フレイル・サルコペニア
,
包括的高齢者機能評価(CGA)
,
多職種連携
pp.623-626
発行日 2026年5月23日
Published Date 2026/5/23
DOI https://doi.org/10.32118/ayu297080623
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マルチモビディティを有する高齢者では,複数の慢性疾患に対する治療が並行して行われるため,多剤併用となりやすく,ポリファーマシーが生じやすい.ポリファーマシーは,薬物有害事象や服薬アドヒアランスの低下を介して,転倒,低栄養,活動性低下,認知機能低下などを招き,フレイル・サルコペニアの進展に結びつく.こうした悪循環を防ぐためには,各疾患に対する薬物療法の有効性・安全性のみならず,身体的側面,精神・心理的側面,患者の価値観をふまえて処方全体を評価することが重要である.さらに,情報の一元化,薬剤の優先順位づけ,段階的介入とモニタリング,包括的高齢者機能評価(CGA)の視点と多職種連携をふまえた治療負担の最小化を通じて,生活機能の維持とQOL(生活の質)の向上を目指すことが求められる.

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