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第1土曜特集 薬事利用に資する「適合性」と「信頼性」をもつリアルワールドエビデンス作成に向けた提言
第4章 リアルワールドデータ保有者が利用者へ開示すべき内容の提案
リアルワールドデータ保有者が利用者へ開示すべき内容の提案
A proposal for information disclosure by real-world data holders to users
坂本 泰理
1
Yasutoshi SAKAMOTO
1
1国立がん研究センター東病院 医薬品開発推進部門 医薬品開発推進部 トランスレーショナルリサーチ支援室 主任研究員
キーワード:
リアルワールドデータ(RWD)
,
規制対応レジストリ
,
データカタログ
Keyword:
リアルワールドデータ(RWD)
,
規制対応レジストリ
,
データカタログ
pp.64-68
発行日 2026年4月4日
Published Date 2026/4/4
DOI https://doi.org/10.32118/ayu297010064
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臨床試験におけるリアルワールドデータ(RWD)の利活用は国内外ともに注目されているものの,薬事承認事例は国内外ともに少ない状況である.その要因として,RWDに対する品質確保や品質管理体制に対する考え方や承認申請において活用を検討する際に事前の利用実施の可否判断が困難な状況があるためであると考えられる.RWDを活用するにはデータ内容の把握から交絡因子を補正するための解析設計が重要であり,対象データの特性やリミテーションを理解したうえで事前検討する必要がある.その為,RWD保有者は利用者に対して保有しているRWDデータベースの基本情報(対象症例やデータ形式など)や運用方法,データの品質や信頼性などの情報を検討時点ですぐに開示できる状態にすることが好ましい.それらの情報を各RWDデータベース保有者が一般に公開し,利用者が情報収集を容易にすることでRWD活用促進につながることが期待される.

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