Japanese
English
特集 制御性T細胞の多面的役割と臨床応用――免疫寛容からがん治療まで
皮膚の制御性T細胞
Skin regulatory T cells
山崎 小百合
1
,
森田 明理
2
Sayuri YAMAZAKI
1
,
Akimichi MORITA
2
1名古屋市立大学医学研究科免疫学分野
2同加齢・環境皮膚科学分野
キーワード:
皮膚
,
制御性T細胞(Treg)
,
Foxp3
,
紫外線
,
樹状細胞
Keyword:
皮膚
,
制御性T細胞(Treg)
,
Foxp3
,
紫外線
,
樹状細胞
pp.758-762
発行日 2026年2月21日
Published Date 2026/2/21
DOI https://doi.org/10.32118/ayu296080758
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ノーベル生理学・医学賞を受賞された坂口志文先生が制御性T細胞(Treg)を発見された当時は,マウスの脾臓,リンパ節や胸腺などのリンパ組織でその研究がなされていた.Foxp3がTregのマスター転写因子であることが発見され,世界中にTreg研究が拡大し,多様な方面に発展した.その結果,Tregはリンパ組織のみでなく全身の各組織にも存在すること,各組織に存在するTregは組織特異的な機能を持つことなどが明らかになった.現在も,国内外の研究者らが組織に存在するTregのユニークな機能を次々と見出し,新しいTreg療法への寄与が期待される.本稿では,組織Tregのなかでも皮膚Tregについて,筆者らのこれまでの研究を中心に最近の知見を交えて解説する.

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