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第1土曜特集 AI×ビッグデータが実現する創薬DX
分子ネットワークに基づく創薬標的推定
Molecular network-based drug target inference
玉田 嘉紀
1
Yoshinori TAMADA
1
1弘前大学大学院医学研究科附属健康・医療データサイエンス研究センター
キーワード:
遺伝子ネットワーク推定
,
ネットワーク創薬
,
創薬標的推定
,
ベイジアンネットワーク
Keyword:
遺伝子ネットワーク推定
,
ネットワーク創薬
,
創薬標的推定
,
ベイジアンネットワーク
pp.34-39
発行日 2026年1月3日
Published Date 2026/1/3
DOI https://doi.org/10.32118/ayu296010034
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創薬プロセスにおいて,対象となる疾病が決まった後,最初に立ちはだかる難関が創薬標的分子の同定である.遺伝子標的薬であれば,標的となる遺伝子をオミクスデータなどの解析によって同定する必要がある.この最初のステップは,あくまで標的の候補をあげるわけであるが,以後のすべての創薬プロセスの成否に影響を与えるため,最も重要なステップということもできる.本稿では,オミクスデータとAI技術を用いた創薬標的推定のうち,筆者らが長年取り組んでいるベイジアンネットワークを用いた分子ネットワーク解析に基づく創薬標的推定について解説する.オミクスデータを用いた分子ネットワーク解析は古くから研究されており,近年では珍しいものではなくなったといえるが,現在は大量の計算資源を投入することで大量の分子ネットワークが得られるようになり,分子ネットワーク解析は新たな発展の段階を迎えている.

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