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特集 脱毛症――研究と診療の進歩
はじめに
Introduction
伊藤 泰介
1
Taisuke ITO
1
1浜松医科大学医学部皮膚科
pp.1137-1137
発行日 2025年12月27日
Published Date 2025/12/27
DOI https://doi.org/10.32118/ayu295121137
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- Abstract 文献概要
今回,本誌では,人の体の中でも極めてユニークな組織である “毛包組織” をテーマに,基礎から臨床に至る最新の進歩を特集した.毛包は発生段階におけるひとつの器官形成過程を経て生み出され,組織幹細胞を有し,自律的に毛周期を繰り返すという,他の組織にはみられない特徴を備えている.また,特異な免疫環境を保持し,ホルモンの影響を強く受ける点も大きな特徴であり,多様な脱毛症の病態理解や診断にも深く関わっている.近年では,発生学,再生医療,幹細胞生物学,遺伝学,毛包免疫学,臨床医学,植毛学など,幅広い学問領域が毛包を中心に融合しながら進展している.
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