Japanese
English
特集 巨大災害に備えるための災害医療――発災前の備え,発災直後の体制,発災後中長期的健康課題の解決
はじめに
Introduction
栗山 進一
1
Shinichi KURIYAMA
1
1東北大学災害科学国際研究所所長・災害公衆衛生学分野
pp.135-136
発行日 2025年1月11日
Published Date 2025/1/11
DOI https://doi.org/10.32118/ayu292020135
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
巨大災害の襲来が切迫している.南海トラフ地震では,マグニチュード(M)8~9級の地震発生確率は30年以内で70~80%,50年以内で90%程度あるいはそれ以上とされており,被害想定としては,死者が最大で約32万人,経済損失は約220兆円と試算されている.また,首都直下地震,千島海溝・日本海溝周辺海溝型地震など,多くの巨大災害が懸念されている.
Copyright © 2025 Ishiyaku Pub,Inc. All Rights Reserved.