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第5土曜特集 細胞外小胞・エクソソームの医療応用の未来
細胞外小胞を用いた創薬開発
細胞外小胞を用いたワクチン開発
Development of extracellular vesicle-based vaccines
林 智哉
1,2,3
,
石井 健
1,2,3
Tomoya HAYASHI
1,2,3
,
Ken J. ISHII
1,2,3
1東京大学医科学研究所感染・免疫部門ワクチン科学分野
2同国際ワクチンデザインセンター
3同国際高等研究所新世代感染症センター
キーワード:
抗原
,
デリバリーシステム
,
アジュバント
Keyword:
抗原
,
デリバリーシステム
,
アジュバント
pp.815-820
発行日 2024年11月30日
Published Date 2024/11/30
DOI https://doi.org/10.32118/ayu291090815
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近年の新型コロナウイルス感染症のパンデミックに象徴されるように,新規ワクチンの開発は,現代社会において重要なテーマとなっている.細胞外小胞(EVs)は,ワクチン抗原のデリバリーシステムとして活用できるのみならず,MHC(主要組織適合遺伝子複合体)分子などの抗原提示に関わる分子を発現することから,新規ワクチンモダリティとして期待されている.本稿では,EVsを用いたワクチンの可能性と現状について概説する.
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