FORUM 数理で理解する発がん・第8回
決定論的過程と確率過程
中林 潤
1
1東京医科歯科大学 教養部 数学分野
pp.625-629
発行日 2024年2月17日
Published Date 2024/2/17
DOI https://doi.org/10.32118/ayu28807625
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Point
●これまでに初等確率からはじめて確率論について基礎的な事項を振り返ってきた.今回からはこれらの考え方を拡張して,確率過程の考え方を導入していく.
●確率過程は確率変数が時系列的に変化していくもののことである.確率過程と対になる概念として決定論的過程がある.この2つを比較しながら,確率過程がどのようなものか説明していく.
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