FORUM 数理で理解する発がん・第3回
確率論の基礎・連続型の確率変数
中林 潤
1
1東京医科歯科大学 教養部 数学分野
pp.994-998
発行日 2023年9月16日
Published Date 2023/9/16
DOI https://doi.org/10.32118/ayu28612994
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Point
●初等確率では離散的な確率変数を扱ったが,今回はこれを連続変数へ拡張する.
●連続変数でも基本的な考え方は初等確率の場合と同じで,確率は標本空間中で事象の占める面積として理解することができる.
●連続変数の面積は確率密度関数の積分で求めることができるので,確率は微積分を使って定式化することができる.
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