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第5土曜特集 循環器病学の未来──基本計画から考える循環器病学のグランドデザイン
AI・数理モデルによる循環器疾患診療・研究の変貌
自然言語処理の循環器診療への応用の課題と展望
Toward natural language processing-based cardiology AI application
荒牧 英治
1
Eiji ARAMAKI
1
1奈良先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科ソーシャル・コンピューティング研究室
キーワード:
自然言語処理(NLP)
,
人工知能(AI)
,
テキストマイニング
,
臨床意思決定支援
Keyword:
自然言語処理(NLP)
,
人工知能(AI)
,
テキストマイニング
,
臨床意思決定支援
pp.1326-1329
発行日 2022年12月31日
Published Date 2022/12/31
DOI https://doi.org/10.32118/ayu283141326
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自然言語処理(NLP)の進歩はめざましい.2010年ごろから,深層学習といった現在のNLPの基盤となる要素技術の加速的な進歩がはじまり,機械翻訳やチャットボットなど,これまで困難とされてきた課題においても人間に近い性能を出すようになってきている.これに伴いNLPの応用先のひとつとして,医療への応用(医療言語処理とよばれている)にも注目が集まっている.しかし,具体的に何ができそうなのかについては漠然とした点も多い.本稿では医療言語処理の応用を,循環器分野を中心に紹介する.きたるべき循環器AIの未来像を描く一助となれば幸いである.
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