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第1土曜特集 AIホスピタルの社会実装
医療AI技術の普及にむけた日本医師会AIホスピタル推進センターの取り組み
Efforts of Japan Medical Association Promotion Center for AI Hospital & Clinic to popularize medical AI technology
吉田 澄人
1
Sumito YOSHIDA
1
1日本医師会総合政策研究機構,日本医師会AIホスピタル推進センター担当
キーワード:
かかりつけ医
,
日本医師会AIホスピタル推進センター(JMAC-AI)
,
健診標準フォーマット
,
健診結果データ標準化共同センター
Keyword:
かかりつけ医
,
日本医師会AIホスピタル推進センター(JMAC-AI)
,
健診標準フォーマット
,
健診結果データ標準化共同センター
pp.913-918
発行日 2022年9月3日
Published Date 2022/9/3
DOI https://doi.org/10.32118/ayu28210913
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が流行するなか,かかりつけ医機能の重要性があらためて認識され,国民のかかりつけ医へのニーズの高まりが多様化していくなかで革新的な医療技術,すなわち医療AIを活用していく必要がある.日本医師会では医療機関などの利用登録のための窓口機能を備えたガバナンス組織の構築を検討し,2020年6月に日本医師会AIホスピタル推進センター(JMAC-AI)を設置し,運用を開始した.質の高い医療AIを医療機関や健診機関などが活用することにより業務の効率化がはかられることで,医療従事者への抜本的な負担の軽減を実現するとともに,さらなるAI技術の開発が進められることを期待している.今後,ヘルスケアサービス全般に医療AIなどの技術の普及を推進することで,国民に対するヘルスケアサービスアクセスの格差の解消に努めるとともに,健康寿命の延伸と社会参加寿命の延伸を実現するため,研究機関との連携とともに関係機関,団体との連携をさらに進めていきたい.
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