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特集 オールジャパンで挑む先端医療機器の研究開発
国産手術支援ロボット開発の意義と重要性
Significance and importance of the development of novel domestic surgical robot
日向 信之
1
,
藤澤 正人
2
Nobuyuki HINATA
1
,
Masato FUJISAWA
2
1広島大学大学院医系科学研究科腎泌尿器科学
2神戸大学大学院医学研究科腎泌尿器科学
キーワード:
ロボット支援手術
,
hinotoriTM
,
泌尿器
,
前立腺癌
,
腎癌
,
国産手術支援ロボット
Keyword:
ロボット支援手術
,
hinotoriTM
,
泌尿器
,
前立腺癌
,
腎癌
,
国産手術支援ロボット
pp.210-214
発行日 2022年1月15日
Published Date 2022/1/15
DOI https://doi.org/10.32118/ayu28003210
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2015年より,筆者らは国産手術支援ロボットの開発をメディカロイド社と共同で行い,試作機の開発と検証,前臨床試験,臨床試験を行った.この結果,2020年に国産初となる手術支援ロボットhinotoriTMが上市された.引き続き筆者らは,世界初となるhinotoriTMを用いたロボット支援根治的前立腺全摘除術(RARP)を開始し,これまで23例に実施し安全性を確認している.今後は国産手術支援ロボットの普及と臨床的エビデンスの創出,さらなる研究開発による機能追加が要求される.
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